税務ニュース

国税庁から相続税の課税状況が発表されました

このほど、平成16年分の相続税の課税状況が国税庁から発表されました。これは平成16年に相続開始した相続人に関する相続税の内、平成17年10月31日までの申告又は処理(更正、決定等)による課税事績を「申告書、決議書等」に基づいて作成されたものです。

平成16年分の被相続人数は4万3488人で前年より2.1%減少しており、相続税額では1兆651億円で5.4%減少しています。被相続人数、相続税額ともに減少となっています。

4万3488人中、課税価格が5億以上の被相続人は3055人(7.0%)おり、この 3055人の納付税額を合計すると6197億円となります。つまり、上位7.0%の被相続人だけで全相続税額の58.2%をしめていることになります。

納付税額合計を被相続人数で割り算すると、被相続人1人あたり2449万ほどの税額になります

また、この期間に処理された件数の内、修正申告によるものは20.1%あり、その修正申告1件あたりの納付税額の増差額は588万円となっています

 

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