税務ニュース

相続時精算課税、贈与税等の課税状況について

平成16年中に贈与を受けた者は40万3814人で前年比ほぼ横ばいの状況です。贈与税の取得財産価額は2兆鵜3101億円、納付税額966億円となっており、取得財産価額で前年比0.1%増、納付税額で前年比10.1%増となっています。

財産種類別にみた贈与税の取得財産価額

土地

現預貯金

有価証券

暦年課税分 3833億円(34.6%) 4563億円(41/2%) 1698億円(15.3%)
相続時精算課税分 4148億円(34.5%) 6313億円(52.4%) 979億円(8.1%)

相続時精算課税においては、住宅取得資金の贈与の特例もあることから、現預貯金の割合が暦年課税に比較して高くなっていると思われます。

 

人数

課税価額

納税額

暦年課税分

322282人

1兆1070億円

752億円

相続時精算課税分

83690人

1兆2030億円

244億円

相続時精算課税分では暦年課税分を上まわる価額が贈与されていますが、税額においては逆転しています。これは相続時精算課税の特別控除(2500万円から3500万円)及び定率(20%)であることが反映された数字となっています。

税務ニュース一覧へ戻る

ご相談・お問い合わせ

ご相談・お問い合わせは、お電話、メールフォームからお気軽にどうぞ。

ご相談・お問い合わせ

ご相談・お問い合わせは、お電話、メールフォームからお気軽にどうぞ。